まさか今回も大外枠に入るとは思わなかったですが、枠番が出る前に予想をしなければならない夕刊紙記者として、「枠がどこであれ」中心にできると思っていたのがラヴェルです。
▲2戦2勝で阪神JFに挑むラヴェル
モマれ弱かったり、逃げの脚質だったりすると、やはり枠番はとても重要。自分の競馬ができるか、そうでないかの問題になってきます。その点、ラヴェルは「ゲートが課題」と言われてしまうけれど、後ろから行ったってここ2走のような走りができるなら、そこまで不安な要素だろうかと思うのです。
小回りの小倉では道中から動いてのまくり上げ。広くて直線の長い東京では後方でため、いざゴーサインを出されたときの弾けっぷり。武器の決め手さえ磨きをかけていけば、なにも怖い事なんてないと思います。
もちろん、中間もゲートの練習はしていますが、もともと駐立は問題ないラヴェル。ジョッキーさんや厩舎の方々のお話によると、ゲートが開く際の「ガシャン」という音に少しビックリしてしまうところがあり、前走もあのスタートになったそうです。
2022/12/09 (金)
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。