パドック解説を見ていて、「自分には絶対にできないな」といつも思ってしまいます。
勉強する気がないのか?と言われてしまうかもしれません。自信がないというのもあるのですが、馬体診断は勉強すればもしかしたら自分なりの基準を見つけられるのかもしれません。でも歩き方や体型にはその馬の個性だってあるでしょうし、ましてや見ただけではわからない内臓面の変化やメンタルなどは、その馬を触ったこともない記者が“わかる”なんて言えませんし、わからないのに良し悪しを簡単に断じることなどできません……。
そういう事をゴチャゴチャ考えてしまって、もし自分がやろうと思ってもきっと無言のまま周回が終わってしまうだろうな、放送事故が起きてしまうなと、テレビを見ながら思うんです。
ですから、私は毎日馬を見て、触っている関係者の方に取材をして、それを皆さんにお伝えすることにします。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。