2019年の仏ダービー、2020年のガネー賞、凱旋門賞とGIを3勝もしているソットサスの全弟として、デビュー前から大きな期待を集めていたシンエンペラー。
素質の高さを評価されながらも、当初は随所に幼さを見せており、返し馬でうるさかったり、競馬でも遊んでしまってフラフラしたりとし、それが逆に強さを際立たせている感じでした。
暮れのホープフルSもラストで外に一気に切れ込んでしまいましたが、それでも僅差の2着。
ソエに悩まされた時期も乗り越え、今週末の弥生賞ディープインパクト記念は、そんなシンエンペラーの2024年の始動戦です。
▲弥生賞で始動するシンエンペラー
『やっぱり、一番成長を感じているのは気性面ですね。だいぶお利口さんになりました』とは担当する吉田助手。調教でも“マトモに”走れるようになったそうで、ここまで非常に順調にこれたとのことでした。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。