大阪スポーツ・赤城真理子記者による栗東トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は日曜日のアンタレスSに出走するテーオードレフォンついて。現場記者だからこそ聞ける話は必見です!
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テーオードレフォンが3勝クラスの市川Sを勝ったとき、戸崎騎手は『馬の具合がすごく良かったからあんな競馬ができた。それに馬に力がなきゃあの位置は取れないし、強くなきゃできない勝ち方だった』と言ってくれたそうです。
大外枠でも楽にポジションが取れ、3番手外を追走。直線半ばで力強く抜け出しての快勝でした。
それまでコンビを組まれていた古川吉洋騎手がその日中京での乗鞍があったため、乗り替わりでの勝利だった訳ですが、古川騎手は追い切りにだけでも『俺が乗るよ』と言って最終追いに乗ってくださっていました。
自己ベストをマークし、『休む前と全然違う。すごい具合いいわ』とニコニコされていたんですが、『(戸崎)圭太はあれだけの騎手だから、俺から何か言ったりはしないよ。きっと自分で分かるもん』とおっしゃっていたそう。
ですが、です。実は金曜日の夜に、決して表には出ない、あるエピソードがあったのです。