10月21日(木)にプレミアムコース会員様限定で公開した第16回亀トーク『田端到×亀谷敬正 種牡馬対談~今後、重要となる5頭の種牡馬~』。
プレミアムコース会員様には非公開のFacebookグループにて動画で配信いたしましたが、レギュラーコース会員様にはテキスト版(プレミアムコース会員様からの質問・回答部分はカット)にて公開いたします。
前回の菊花賞編に続き、今回は10月22日(金)に発売された『田端到・加藤栄の種牡馬事典 2021-2022』の内容をテーマに師弟対談。収録時にご用意いただいた「田端メモ」をもとに、中身の濃い対談となりました。
亀谷:「本日の亀トークのゲストは先日『田端到・加藤栄の種牡馬事典 2021-2022』を刊行された田端到さんです。よろしくお願いします」
田端:「心は神宮球場にある田端到です。よろしくお願いします」(※収録は10/21。ご本人がヤクルトスワローズのファン)
亀谷:「いいですね(笑)。僕の推しチームは3週間ほど前に終わってしまいました(笑)」
田端:「ってなんの話をしているんでしょう(笑)。改めてよろしくお願いします」
亀谷:「今年も『種牡馬事典』が出ましたね」
田端:「はい、ありがとうございます。今年はちょこちょこと新しいデータを入れていまして、種牡馬ごとのジョッキーデータというのを入れてみたんですね。各種牡馬ごとに人気馬と人気薄それぞれ、どんなジョッキーが好走しているのかという」
亀谷:「おっとこれは予想家のTAROさんがお株を奪われてしまいましたね(笑)。先日、TAROさんと『血統と騎手っていいよね』と言って、サロンで連載を始めてもらったところなんですよ」
田端:「そうだったんですね。このデータを見ていて面白いよというのが、たとえば人気薄のオルフェーヴル産駒に乗ったときの第1位がなんと藤田菜七子騎手」
亀谷:「それはすごい。何年か前にノーザンファームの木實谷さんと話したことを思い出しました。ニュージーランドのリサ・オールプレス騎手が確か、ナカヤマナイトの新潟大賞典だったと思うんですけど、とにかくステイゴールドの人気薄で好走したことがあって、ステイゴールドは女性ジョッキーが合うんだと考えたらしいんですね。それでオルフェーヴルに藤田菜七子を乗せたら本当に勝ったという」
田端:「内訳を言うと、福島と新潟でオルフェーヴル産駒が勝ったときに菜七子騎手が乗っていることが多いんですけど、女性がいいというのもあったんですね」
亀谷:「ステイゴールド系は女性がいいというね。あとヴィクトワールピサもいい話があって、ヴィクトワールピサは何ページだ?98ページか。ヴィクトワールピサは気性が難しいので、大野騎手とか横山典騎手、田辺騎手が合っているという話を聞いたんですよ。ここにも載っていますけど。剛腕型じゃなくて、もっと柔らかく乗るジョッキーが合うということで。まあ、川田騎手がランキングに入っちゃってますけど(笑)」
田端:「細かく見ると面白いデータですよね」
亀谷:「ええ。TAROさんもセントライト記念の前の週に来てもらったときに、ヴィクトワールピサと田辺騎手は合うと仰っていて、実際アサマノイタズラが来ましたからね」
田端:「僕も本命だったんですよ」
亀谷:「え!やっぱりみんなそう思うんだ」
田端:「田辺騎手はもともと中山芝2200mがものすごくうまいというのもあって。ツイッターには書きましたけど」
亀谷:「皆さん、ツイッターをフォローしなきゃダメですね」
田端:「僕のツイッター、あまり競馬のことを書かないって評判が悪いので(笑)」
亀谷:「あと種牡馬事典の関係者のコメントは毎回注目していますよ」
田端:「今回は関係者コメントはスタッフに任せたので、初めて読むところが多いんですけど、これ面白いな。自分の本で面白いってどうなんだと思うけど(笑)」
亀谷:「面白いですよ。面白いといえば、今日も色々とお得なデータを出してきていただいたんですよね」
田端:「種牡馬5頭について使いやすいポイントをピックアップしてみたので、今日はそれを紹介していこうかと」
亀谷:「お、田端メモですね。よろしくお願いします。まずはエピファネイアですね」
【田端メモのポイント】
重要な種牡馬5頭のポイントをピックアップ。データは「種牡馬事典」に合わせた2016年から2021年6月まで。最新のデータとあるのは10/17(日)まで)
▼田端メモその1
2021/10/25 (月)