先週の亀レビュー(5/15～5/16)/亀谷敬正のレース回顧

▼先週のトピックス
・今週も引き続き東京芝1400mの黄金パターンで好配当を連続GET
・中京ダート1200mは小倉ダート1000mの特性も利用できる
・エンパイアメーカー系は逆張りでおいしい血統
・「シンボリクリスエスの孫に注目」の格言は50年以上前から続く血統パターンで導き出された
・人気馬が持っていない個性を人気薄が持っているレース(人気薄の逆バイアス)を狙う


先週はプレミアムメンバーから嬉しい書き込みが。亀谷の予想を芸術だと言ってくださることは恐縮ですし、身に余る光栄なこと。感謝申し上げます。ただ、ボクの予想は芸術ではありません。「競馬」という最高の芸術品を鑑賞するためのツールに過ぎません。

もっとも、メンバーさんの指摘は「サロン」の真髄を突いたもので嬉しく思います。我々は当サロンを立ち上げる際に「フランス宮廷のサロン」をイメージしました。

フランスのサロンでは絵画といった芸術品を置き、演奏家などの芸術家を招き、それを鑑賞しながら、限られたサロンのメンバーと語らいを楽しんでいました。まさに我々は、最高の芸術品である「競馬」を、メンバーの皆さんと語らう場を作り上げようと始めたこと。

リアルサロンスペースに100インチモニターを置いたのも、フランス宮廷をもイメージしたリアルサロンを作ったのも、すべては最高の芸術品を最高のメンバーと語らうに相応しい環境を整えるため。

改めて考えてみると、芸術品を語らうために作られたフランス宮廷そのものが、後に芸術品ではありますね。いつの日か『亀谷競馬サロンって芸術的な場所だったな』って言われる日が来ることを、メンバーの皆さんと目指すこととしましょうか。既に、芸術雑誌の「商店建築」には掲載されましたけれども。

【5月15日(土)】
先週に引き続き、東京芝1400mは「欧州型ミスプロ」と「スプリント指向が強い母系」で好配当を獲得。まずは、5月15日(土)東京4レース。亀SP推奨で本命のフロスティクォーツが優勝。

同馬は5月8日の東京6レースで推奨したペイシャフェスタ（2着/11人気）と同じ、カレンチャン(スプリングチケット)の牝系。さらに、父は欧州型ミスプロ系。亀谷競馬サロンプレミアムコースの予想スレッドでもメンバーの70％以上がフロスティクォーツを推奨。亀谷サロンでは見え見えのベタベタ決着ですが、しっかりと好配当で走るんですから、おいしいかったですね、としか言いようがありません。

同コースのメインレース京王杯SCもカナロア産駒で、さらに母系も高速決着とスプリント適性にも優れたカイザーミノルが8人気で3着。こちらもベタベタに本命でしたが、パターンが見え切っている時は徹底的に。そして取れるだけ取ってしまうことが大事。日曜は東京芝1400mが行われなかったのが残念でした。

東京芝1400m同様、おいしかったのが中京ダート1200m。