大阪スポーツ・赤城真理子記者が選んだPOG注目馬5頭です。他メンバーの注目馬は『POG厳選2歳馬リスト一覧』からご確認ください。
▼ワッツダチャンセズの2020(牝)
父 ディープインパクト
母 ワッツダチャンセズ
母父 Diamond Green
2021年の2歳リーディングでも1位の座に輝いたディープインパクト。現役時代も、種牡馬になってからも、まさに日本競馬の宝だった彼の産駒が、今年の2歳を最後に見られなくなるのは寂しいことですが…。その血は今後も代々受け継がれていくもの。産駒の活躍を一層願わずにはいられません。
さて、そんなディープインパクトのラストクロップは全6頭。全てが栗東に入厩予定です。私が個人的に注目しているのは、やはり担当させていただいている厩舎の子! レッツゴードンキ、ファンタジストでお馴染み、廣崎利洋オーナー×梅田厩舎のタッグで送り出されます。
昨年のセレクトセールにて、1億2000万円で落札。否応なしに期待される一頭ですが、当初はまだひ弱なところがあるとお聞きしていました。ただ、これがディープ産駒の成長力でしょうか。梅田調教師が2週間前に見に行かれたところ、だいぶ体がしっかりして歩様にも力強さが出てきたそう。「ディープ産駒らしい手先の軽さもあって、均整のとれた体をしており、柔らかみもある。成長はゆっくり目だと思うが、調教は順調に積めていると聞いているし、期待している」とは梅田調教師。ゲート試験は北海道で受ける可能性もありますが、デビューは秋頃、芝の中距離を目指すとの事です。
2022/05/24 (火)