アイビスサマーダッシュ・クイーンS/亀谷敬正の重賞アプローチS

2021年5月13日(木)発売の6月号で休刊となった競馬雑誌・サラブレ。サラブレ本誌で長年連載されていた人気コーナー『重賞アプローチS』は、引き続き亀谷競馬サロンにて公開いたします。

なお、当レースの「血統のポイント」＆「馬柱のポイント」に該当する今年の出走馬は、金曜18時をメドに当欄の文末にて公開いたします。併せてお楽しみください。

※重賞レース過去10年好走馬一覧/アイビスサマーダッシュ・クイーンS

【アイビスサマーダッシュ】
直線コースのみで行われる特殊重賞。当コース、当重賞は非主流血統、父非サンデー系が走りやすい。

父ミスプロ系(大系統)が2年連続で1～3着を独占。なかでもスプリント適性の高いミスプロ系が走りやすい。昨年の勝ち馬オールアットワンスの父マクフィ、一昨年の9番人気3着ビリーバーの父モンテロッソはシーキングザゴールドの系統。昨年14番人気3着バカラクイーン、11番人気4着トキメキの父アドマイヤムーンはフォーティナイナー系。シーキングザゴールド、フォーティナイナーは日本の芝短距離GIで優秀な実績を残す系統。

新潟千直は外枠が有利。過去5年で馬券になった15頭中12頭が5～8枠。

ダッシュ力に優れ、斤量面で有利な牝馬も走りやすい。3年連続で牝馬の5歳以下が複数頭馬券になっている。過去3年、牡馬で馬券になったのはライオンボスのみ。人気薄で恵まれるのは斤量も軽くなる牝馬で、若い馬。

【まとめ】
▼血統のポイント
・父非サンデー系。特に父ミスプロ系(大系統)
1.ライオンボス(父ミスプロ系)
2.トウショウピスト
3.オールアットワンス(父ミスプロ系)
4.スティクス(父ミスプロ系)
6.マリアズハート
7.キタイ(父ミスプロ系)
8.マウンテンムスメ(父ミスプロ系)
9.パーティナシティ
11.アヌラーダプラ(父ミスプロ系)
12.トキメキ(父ミスプロ系)
13.ヴェントヴォーチェ
16.ビリーバー(父ミスプロ系)
17.シンシティ(父ミスプロ系)

・シーキングザゴールド、フォーティナイナーの血を持つ馬
1.ライオンボス
3.オールアットワンス
8.マウンテンムスメ
10.ジュニパーベリー
12.トキメキ
14.オヌシナニモノ
16.ビリーバー
17.シンシティ

▼馬柱のポイント
・外枠(5～8枠)
9.パーティナシティ
10.ジュニパーベリー
11.アヌラーダプラ
12.トキメキ
13.ヴェントヴォーチェ
14.オヌシナニモノ
15.クリスティ
16.ビリーバー
17.シンシティ
18.レジェーロ

・5歳以下の牝馬
3.オールアットワンス
4.スティクス
8.マウンテンムスメ
10.ジュニパーベリー
11.アヌラーダプラ
12.トキメキ
15.クリスティ
17.シンシティ
18.レジェーロ


【クイーンS】