▼先週のトピックス
・ヴァイスリージェントとレース選びの重要性を改めて実感した秋華賞
・阪神芝2000mを凌ぐ「砂の鬼バイアス」で先週も大幅プラス
▼ヴァイスリージェントとレース選びの重要性を改めて実感した秋華賞
先週の秋華賞。スタニングローズは「薔薇一族だから1着はない」はネタでして(笑)。力を出し切れた場合、ナミュール、スターズオンアースの方が上だろう、という予想でした。結果的にはナミュール、スターズオンアースのどちらも大きな不利を受けてこの予想もハズレましたが(笑)。読める読めないは別として、競馬にはそういうこともある。と考えるのが馬券予想。完敗でした…と、書くと馬券も負けているみたいになりますが、このレースはアートハウス(無印)を消すだけでもプラスは確定できるので、プラスにはなっていますけれども。
スターズオンアースは、以前の阪神だったら絶望的な位置でしたが、今の馬場では届いてしまいます。この辺は馬場虎太郎さんの新刊『馬場を極める』でも書かれていますので、理解を深めておけば、今後も無駄な馬券(人気馬が走ってしまうレースで紛れを過度に期待する馬券)を買わずに済むことでしょう。
そして、ヴァイスリージェントの阪神芝2000mでの強さも改めて示されました。メモリーレゾン(母父ヴァイスリージェント系)が13人気で4着。そして「ヴァイスリージェントが向く馬場には向く」と推奨したエグランタインも6着。
ただ単に、人気薄で血統的に恵まれる馬なら、この2頭を選ぶのが正解。ですが…レース前にも申しましたように「今年の秋華賞は人気薄を買う期待値が低い」レース。
常々書いているように、人気馬が過大評価されている=危険な人気馬がいるレースを選ぶこと。これが、馬券予想では大事。今回の秋華賞も、今回と同じメンバー、舞台で10回やれば、勝ち馬は10回とも変わると思いますが、8回以上は3強が上位を占めるはず。期待値が低いレースであることは変わりません。これが競馬予想の運と技術のバランスであり、面白さでもあります。
なお、「ヴァイスリージェントが向く馬場には向く」としてエグランタインを買うことは間違いでしたが(笑)、馬のタイプ分けは正解でしたね。「〇〇系が恵まれるレースは××系も恵まれやすい」という考え方は血統予想の基本事項。この概念を見つけて発展させたのが血統ビーム。今後もすべてのレースにおいて使える考え方ですので、タイプ分けのアプローチだけは参考にしてください。
▼阪神芝2000mを凌ぐ「砂の鬼バイアス」で先週も大幅プラス
馬券の方は先週も東西のダート1400mだけで大幅プラスを確定。いや…ダート1400mしか当たっていないんですが(笑)、当たる条件はやっぱり楽しいですね。
秋華賞でも証明されましたが、「阪神芝2000mのヴァイスリージェント」は、強烈なブラッドバイアス。できれば、毎週のように何レースもやってほしいものですが、現実はそうではありません。
しかし「阪神芝2000mのヴァイスリージェント」のような「鬼バイアス」を、ダート競馬ならばたくさん買うチャンスがあります。結局、10月の馬券も「ダートの鬼バイアス」だけで大幅プラスを実現しているのですから。
その鬼バイアスとは…
2022/10/19 (水)