▼先週のトピックス
・豪華来場者とともに馬券で勝ち、競馬を堪能する
・騎手と血統を馬券に活用する「孤独なファン」の考え方
▼豪華来場者とともに馬券で勝ち、競馬を堪能する
先週の「亀谷競馬サロン」は木曜日に佐藤哲三元騎手と、騎手分析コラム『TAROのジョッキーズファイル』を提供してくださっているTAROさんがご来場。日曜日はホリエモンこと堀江貴文さんがご来場。
佐藤哲三さんとTAROさんは騎手分析。堀江さんは馬券投資(笑)で大幅プラスと、お二人の持ち味を存分に披露されつつ、競馬を楽しみ尽くしました。
哲三さん、TAROさんとのトークは門別競馬場の道営記念当日。話題になった五十嵐冬樹騎手騎乗のサンビュートが優勝。なお、オーナー、生産も当サロンメンバー。Facebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)のレーススレッドでも当日、本命に推奨。五十嵐冬樹騎手渾身のラスト騎乗を熱く見届けることになりました。
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
サンビュートの父はエーピーインディ系のパイロ。堀江さんと大儲けした日曜の(我々の)メイン・室町Sの勝ち馬エアアルマスも父エーピーインディ系。フライトラインも出したエーピーインディは日本でも偉大です。
土曜東京11Rの武蔵野Sも、哲三さん、TAROさんとのトークで話題になった「ダートの三浦騎手」が炸裂。勝利したギルデッドミラーはマルシュロレーヌと同じオルフェーヴル産駒。同種牡馬は、翌日のエリザベス女王杯でもライラックが12人気で2着同着。
オルフェーヴルの父はステイゴールド。その源泉でもあるノーザンテーストの多様性は、繁殖としても偉大です。エリザベス女王杯も「ノーザンテーストとサンデーを持つ馬」が1~3着を独占しました。
サンデーサイレンスとノーザンテーストの配合は、最も種付け頭数が多かったにも関わらず、繁殖としては軽んじられています。その最大の理由は東京芝2400mGI馬を出せなかったからでしょう。
「なぜサンデー+ノーザンテーストからは芝2400mGI馬が出ないのか?」
しかし、
「なぜトニービンとノーザンテーストからは東京芝2400mGI馬が出るのか?」
この根本的な理由を追求、議論することが「競馬予想をする上での重要な知見となる」ことは20年前から散々主張してきました。
この主張に対して、当時から「そんなことを議論してどうするんだ」と多くの競馬ファンに罵られ、それは今でも続いていますが(涙)、当時から一緒に考え尽くしていた、ごく一部の「孤独な競馬ファン」は馬券でも大儲け(笑)。その方々から「当時一緒に考えたことが糧となっている」と、感謝の気持ちを頂戴していることにも達成感を覚えます。
この成功体験こそが「亀谷競馬サロン」を作る原動力のひとつ。「競馬予想を本気で追求している人々は、周りの多くの競馬ファンからは孤立しているんじゃないか?」と気づいたのです。
「孤独な競馬ファンが集う場」=「亀谷競馬サロン」を作れば、競馬の楽しみ方に革新的な活力を与えることができるだろう、そう確信したわけです。その予想は的中しました。今後も「亀谷競馬サロン」で皆さんと議論を尽くすことで競馬への知見を深め、成果を収めていきたいものです。
▼騎手と血統を馬券に活用する「孤独なファン」の考え方
エリザベス女王杯当日の『今日の亀メモ』では「阪神芝中距離はノーザンテーストかサドラーズウェルズの血を持つ馬+外国競馬出身の騎手騎乗馬が走りやすい」とレポートしました。
※今日の亀メモ/11月13日(日)
結果1~3着馬はすべてこのポイントに該当する馬。このポイントのキモは、馬場適性はもちろんのこと、「欧州競馬は、欧州型ノーザンダンサー系の加速力を活かす競馬のレベルが日本よりも高い」から。当然、その能力を引き出す術も、欧州出身のトップ騎手は特に優れているわけです。
「外国競馬出身の騎手は、どのレースでも買えば当たるじゃないか!?」。大多数の競馬ファンはそう思うことでしょう。しかし「孤独な競馬ファン」はそこで思慮を止めません。
「亀谷競馬サロン」では、エリザベス女王杯の前に行われた室町Sにて、9人気で勝利したエアアルマスで大儲け。9人気から買うのは、競馬ファンの少数派。まさしく孤独なファンが馬券で勝利したレース。鞍上は川須騎手。「外国人騎手が揃っている日に川須騎手だからこそ買いたい」とレース前にも解説しました。
「どのレースで外国出身の騎手を買い、どのレースで軽視するか?」これが重要なのです。
そのテーマを議論するために、わかりやすいデータを提示しましょう。
2022/11/16 (水)