2021年5月13日(木)発売の6月号で休刊となった競馬雑誌・サラブレ。サラブレ本誌で長年連載されていた人気コーナー『重賞アプローチS』は、引き続き亀谷競馬サロンにて公開いたします。
なお、当レースの「血統のポイント」&「馬柱のポイント」に該当する今年の出走馬は、金曜18時をメドに当欄の文末にて公開いたします。併せてお楽しみください。
※重賞レース過去10年好走馬一覧/フェブラリーS・小倉大賞典・ダイヤモンドS・京都牝馬S
【フェブラリーS】
昨年は父米国型が1~3着を独占。1着カフェファラオと2着テイエムサウスダンは父と母父がどちらも米国型。一昨年も1着は父と母父がどちらも米国型。8番人気3着のワンダーリーデルは父が米国型、母父も非サンデー系。
過去5年では父か母父大系統サンデー系が出走馬の6割以上を占めるようになってきて、父も母父も非サンデー系の優位性が増してきている。5番人気以内限定の成績でも、父か母父大系統サンデー系は複勝率27%に対して、父も母父も非サンデー系は複勝率60%。
父が米国型か大系統ミスプロ系、特に母父も米国型か大系統ミスプロ系の組み合わせが走りやすい。
戦歴や馬柱の傾向では前走で根岸Sを使っていた組が5年連続で馬券に。馬券になった5頭は全て前走の上がりが5位以内、なおかつ連対。過去5年で、前走根岸Sを上がり5位以内で連対していた馬は8頭出走。複勝率63%、複勝回収率186%。2018年にノンコノユメが4番人気1着。2019年にユラノトが8番人気3着。2020年にモズアスコットが1着。2021年にワンダーリーデルが8番人気3着。2022年にテイエムサウスダンが5番人気2着。
チャンピオンズカップ組は問われる適性も異なるため、6着以下に敗れた馬に注目。特に前走で5番人気以内だった馬は過去5年で2021年と2022年のカフェファラオ、2022年のソダシと3頭出走して全て馬券に。
過去5年で馬券になった15頭中9頭は東京ダート1600mの重賞で3着内の実績があった馬。芝スタートのダートで距離も1600m。特殊なコースでもあり、コース実績は重要。
【まとめ】
▼血統のポイント
・父も母父も非サンデー系
1.ジャスパープリンス
2.シャールズスパイト
3.ケンシンコウ
4.ドライスタウト
7.レモンポップ
8.アドマイヤルプス
10.テイエムサウスダン
12.セキフウ
15.レッドルゼル
・父が米国型か大系統ミスプロ系、特に母父も米国型か大系統ミスプロ系の組み合わせ
1.ジャスパープリンス(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
2.シャールズスパイト(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
3.ケンシンコウ(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
4.ドライスタウト(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
6.メイショウハリオ
7.レモンポップ(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
8.アドマイヤルプス(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
10.テイエムサウスダン(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
11.ソリストサンダー
12.セキフウ(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
13.スピーディキック
15.レッドルゼル(母父も米国型か大系統ミスプロ系)
▼馬柱のポイント
・前走根岸Sを上がり5位以内で連対
7.レモンポップ
・前走チャンピオンズカップで6着以下、特に前走5番人気以内
該当馬なし
・東京ダート1600mの重賞で3着内実績馬
3.ケンシンコウ
7.レモンポップ
10.テイエムサウスダン
11.ソリストサンダー
12.セキフウ
【小倉大賞典】
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