─朝日杯FSは、以下のように双馬さんの高評価馬が5頭出走して1~5着を独占しましたね。
ジオグリフ:A
セリフォス:B+
ダノンスコーピオン:B+
アルナシーム:C+
ドウデュース:C+
双馬) ただ、順番が全然違うので……。ドウデュースは延長が得意なハーツクライ産駒なんですが、前走で新馬よりも3秒ほど速いペースに対応できた点から、短縮が得意なクセを持っている可能性を考慮すべきでした。ここは反省すべき点なので今後に生かしたいです。
総じて言えることは今年のレベルは高かったですね。例年ならトウシンマカオのような1400m組が3着以内に走るんですが、今年は1800m組が強力だったために6着になった印象です。(※先週のコラムはホープフルSにも使えるので、週明けにもう一度読み返しましょう)
─今週は有馬記念の展望をお願いします。
双馬) わかりました。ただ、馬場がどうなるかによって予想が大きく変わりそうなので、それだけご了承いただければ。
─馬場によってですか?
双馬) 有馬記念の馬場には2パターンあって、両極端なんですよ。
①外差しが決まる馬場
(タフな馬場になって上がりがかかるとき)
②内しか来ない馬場
(馬場がそれほど傷んでいないのにスローになったとき)
どちらのパターンになるかによって狙うべき馬も変わってきます。
─確かに、2018~2020年は差し馬ばかり来て、2014~2017年は内や前の馬ばかりが来てますね。今年はどうなりそうですか?
2021/12/22 (水)
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双馬毅
2008年春から某キャッシングの5万円を原資に馬券生活をスタート。今井雅宏、亀谷敬正の熱心な読者でもあり、「彼らの理論を読めば、年に2000万は楽に勝てる」を実証した人物でもある。ここ数年は1000万単位で勝つ年もザラとなっている。サイト『競馬放送局』にて週末の勝負予想を公開中。
