プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「朝日杯FS&ホープフルS展望、毎年恒例の2歳牡馬の格付け」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
──今回は朝日杯FSとホープフルSの展望です。例年通り、2歳牡馬の格付けを見せていただきますが、その前に昨年の格付けを振り返りましょう。
これはほぼ完璧と言っていいんじゃないでしょうか。クラシックの連対馬はB+以上にいますし、Bまで入れたらショウヘイやジョバンニにも入っています。
▲昨年(2024年)の2歳牡馬格付け
双馬:今年のクラシックは素質馬が順当に力を発揮しました。あと、マイル路線より中長距離路線の方がレベルが高いというのも当たっていたと思います。
──層が薄いと言っていたマイル路線も、そのなかで上位評価だったパンジャタワーとアドマイヤズームがGIを勝っていますもんね。
双馬:NHKマイルCに関しては、中間のB+にしたマジックサンズが勝って欲しかったんですけどね(苦笑)。
──これを見せられると今年の格付けも非常に気になります。
