プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「馬券特化型の3歳戦診断(1月4日~1月18日分)」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は3歳戦診断です。1月3週目までに重賞が3つ、オープンが2つあったので、それらを解説します。クラシックに繋がりそうな重要なレースもありますので、覚えておいた方が良いと思います。
──どのレースのことか気になりますね。よろしくお願いします。
▼ピックアップレース(1)
1/11 中山11R フェアリーS(GIII) 芝1600 良
勝ち馬:ブラックチャリス
双馬:阪神JFの時にも言いましたけど、今年の牝馬はまだメンバーが出揃っていないという印象です。なので、このレースもレベルが低かったと言わざるを得ません。
先週のクセ強レースのときにも言ったように、風と馬場の影響が合わさって、ハイペースなのに先行馬と内にいた馬しか来れない特殊なレースになりました。その結果、ある程度の能力がありつつ、有利な位置にいた馬が上位に来ただけになったので、能力順の結果にはなっていません。
函館2歳S組が3歳になって重賞を勝つということも珍しいですし、地方からの転厩初戦の馬が2着に来ることも珍しいですから、そういう意味でもそれが今年のレベルを象徴していると思います。
勝ったブラックチャリスは延長ローテのファンタジーSを0.1秒差の4着で、今回も延長ローテをこなしているので、決して弱い馬ではないんですけど、これで桜花賞の有力候補かと言われるとそうではないと思います。
不利を受けて負けたサンアントワーヌ、モルニケ、トワニ、ノーザンタイタン、ギリーズボール、ヴィスコンテッサ、ハーディジェナーなどは、自己条件に戻れば巻き返しそうですけど、クラシック路線だと厳しそうです。クラシックで勝負できる馬なら不利があってもこのメンバーに負けちゃいけませんからね。
▼ピックアップレース(2)
