プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「馬券特化型の3歳戦診断(1月24日~2月15日分)」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は3歳戦診断です。1月24日~2月15日の期間に重賞が3つ、オープンが3つあったので、それらを解説します。
──重賞はきさらぎ賞、クイーンC、共同通信杯ですね。
双馬:例年、クラシックにも繋がるレースですが、今年はちょっと特殊なレースがあったので注意が必要です。
──本番で人気になりそうな馬もいるので気をつけないといけませんね。
双馬:まずは重賞から見ていきましょう。
▼ピックアップレース(1)
2/10 京都11R きさらぎ賞(GIII) 芝1800 良
勝ち馬:ゾロアストロ
双馬:今回取り上げるレースの中ではメンバーレベルが一番高かったと思います。ただ、実際のレースは1000m通過が62秒2で、終い2F(10.9-11.2)だけの競馬になってしまったので、この結果が能力順かと言ったらちょっと分からないですね。
そんな中でもゾロアストロのレースぶりは評価できるので、強さはある程度証明されたと思います。そもそも2着に好走した東スポ杯2歳Sはレベルが高いですし、今年の中距離路線ではトップレベルと言っていいでしょう。ノーザンファーム生産のモーリス産駒ですから、ペースが緩んだのも結果的には良かったと思います。
2着のエムズビギンはもっと強いと思っていたので、ちょっと残念な負け方でした。ただ、持続力勝負の方が合いそうな血統構成なので、キレ味勝負だとゾロアストロの方が上だったかなという印象です。
3着のラフターラインズは格付けでB評価にしたように、牝馬の中ではトップレベルに強い馬だと思うんですけど、前走も今回も展開不利を受けました。2~3歳戦で2戦連続上がり32秒台を記録した馬なんて見たことないですよね。新潟ならまだしも、中京と京都ですからね。
延長ローテが良いとは言えない血統ですし、今回は初めての関西遠征という不安要素もありながら、牡馬相手にここまで走れるんですから、やはり持っている能力は世代トップレベルです。ただ、3着だったのが痛かったですよね。このまま短縮ローテで桜花賞に向かえたら良かったんですけど、もう一戦使わざるを得なくなりました。
4着コレオシークエンス、5着ストームゲイルは先行して残った形なので恵まれました。今後は過大評価されると思うので、人気になるようなら評価を下げたいですね。
6着ゴーイントゥスカイ、7着ローベルクランツは展開不利なので、評価が下がるなら注目したいです。
9着ショウナンガルフは馬体も良く見えなかったので、立て直した方が良いかもしれません。短縮ローテで速いペースを経験できれば次のレースにも繋がる可能性があったんですけど、それも叶いませんでしたからね。
▼ピックアップレース(2)
2/14 京都11R クイーンC(GIII) 芝1600 良
勝ち馬:ドリームコア
双馬:メンバーを見たときから予想が面白そうだと思っていました。なぜならギャラボーグが飛びそうだったからです。
