プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは「馬券特化型の3歳戦診断(2月21日~3月8日分)」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は3歳戦診断です。クラシックに繋がるチューリップ賞、フィリーズレビュー、弥生賞、すみれSを取り上げたいと思います。
▼ピックアップレース(1)
3/1 阪神11R チューリップ賞(GII) 芝1600 良
勝ち馬:タイセイボーグ
双馬:1番人気、2番人気が阪神JFに出走していたアランカールとタイセイボーグ。メンバー的には悪くなかったんですが、レースレベルは高くありませんでした。
阪神マイルでテン3Fが36秒0、1000m通過が60秒7というドスローでしたし、ラスト1Fも11秒6かかっています。上がり1位はアランカールの33秒0、2位はタイセイボーグの33秒1なんですけど、3位まで見ると佐賀のサキドリトッケンが33秒2を出せているんですよね。そう考えると、この上がり3Fにもそれほどの価値はないと思うんです。
ただ、後方にいたタイセイボーグとアランカールは展開不利があってこの結果なので、2頭に関しては平均以上の評価をすべきだと思います。問題はこのレースが桜花賞にどう繋がるかですね。
タイセイボーグは骨折で桜花賞に出走できません。ナムラコスモスは先行して展開に恵まれたので、桜花賞は今回よりツラく感じるはずです。
アランカールは阪神JFの時にも言いましたけど、前走より追走が速くなると不安があります。桜花賞がチューリップ賞より遅くなることはないでしょうから、アランカールは苦戦を強いられそうです。そういう意味で、今年のチューリップ賞は桜花賞に繋がりにくいかもしれません。
▼ピックアップレース(2)
3/7 阪神11R フィリーズレビュー(GII) 芝1400 良
勝ち馬:ギリーズボール
双馬:チューリップ賞と比べてメンバーレベルは高くなかったんですけど、レースレベルは平均以上ありました。例年、フィリーズレビュー組は桜花賞で軽視するんですけど、今年は桜花賞に繋がる可能性があります。
