競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「斎藤新騎手」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
先週取り上げた横山琉人騎手は引き続き好調。日曜福島3Rでは12番人気のライラックダンサーを3着に持ってきて、複勝2180円の大穴。3連複8万馬券、3連単54万馬券の大波乱を演出しました。
やはり関東の若手騎手は人気にならないですから、しばらく買いの状況が続きそうです。以下に特徴をまとめます。
・すでに昨年の勝利数を上回り、キャリアハイの勢い
・基本は先行立ち回り型
・芝の差し馬にも注意
・単勝30倍以内は全部買い続けてOK
・所属の相沢厩舎所属馬はデビュー以来毎年単勝回収率プラス
という感じで買い要素が多いので、今年の夏競馬中盤~後半戦でも穴ジョッキーとして期待大だと思います。
~夏の北海道で穴連発! 斎藤新騎手の狙いどころ~
さて、今回は斎藤新騎手を取り上げようと思います。デビュー7年目。父は斎藤誠調教師ですが、父とは異なる関西でデビューしています。
今年の夏は函館を主戦場に騎乗しており、2週目の日曜メインUHB杯では14番人気のオードゥメールで1着。さらに先週の土曜メインTVh杯ではソノママソノママに騎乗し8番人気3着。いずれもメインレースの目立つところで穴をあけています。
最近“美容系男子”としても注目を集めていますが、その騎乗も進化しており、狙いどころを掴んでおけばまだまだ穴馬券を狙えそうです。