競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「藤岡佑介騎手」です。
なお、『競馬放送局』ではTARO氏の厳選勝負レース(予想)を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
▼新刊『道中の動きが見えてくるジョッキー事典』は絶賛予約受付中!
TARO氏の新刊『道中の動きが見えてくるジョッキー事典』が9/12(金)に発売されます。競馬サークルの“外”で確固たる地位を築いた著者だからこそ書ける「忖度なし」の騎手評論は必読です!
先週末は佐々木大輔騎手が土日の重賞を完全制覇。土曜のペリエールは内枠を生かして上手く立ち回ってきて、日曜のインビンシブルパパは積極的に行ったのが大正解でした。
佐々木騎手はすっかり重賞の常連になっていますが、パワー型で立ち回り戦で持ち味を発揮するタイプ。イメージとしては横山武騎手に近く、ダートも合います。
これまでの重賞6勝のうち4勝が北海道ですから、小回りや洋芝も合いますよね。
さて、先週は小崎騎手のまとめをすると申し上げましたが、今週末はよく考えたら騎乗停止でお休みですから、またタイミングを見てやりましょう。
今回は藤岡佑介騎手を少し考えます。
~藤岡佑介騎手との付き合い方~
先週の土曜・エルムSは前述通り佐々木騎手のペリエールが勝利しましたが、2着が1番人気ロードクロンヌ、鞍上は藤岡佑騎手でした。
藤岡佑騎手は技術的には優れていると思うのですが、勝負勘とか、ガッツみたいなのが欠けており、そこを理解すると割と付き合いやすいジョッキーです。