天皇賞・秋に出走する3歳馬3頭のトレセン情報をお届け！/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート

昨年の天皇賞・秋は3歳馬エフフォーリア、4歳馬コントレイル、5歳馬グランアレグリア。各世代のトップが集まり、ものすごい盛り上がりを見せましたよね。

今年も昨年に見劣らない豪華メンバーが集まりました。春のクラシックを盛り上げた3歳馬3頭に、昨年の覇者エフフォーリアをダービーで破ったシャフリヤール、札幌記念を制したジャックドール…。日曜が待ち遠しいですね！

みなさんが気になるのは3歳馬の取捨かな？ と思います。ジオグリフはダービー後に右前脚球節を剥離骨折、イクイノックスは左前脚に腫れ、ダノンベルーガはダービーの後、神戸新聞杯を目指す過程で左の飛節後腫を発症。3頭ともにずっと順調にきているとは言えないからです。

ただ、菊花賞では春のクラシックを皆勤したアスクビクターモアが制したように、春の上位組が世代トップという構図は、春から変わりがなかったというのはたしか。古馬との相手関係についてはやってみないとなんとも…というところではありますが、結論から言うと、私は3歳馬を推します！

イクイノックスは、体質に弱さがあり、攻めきれないことが多かった馬ですが、今回はいつも以上に攻めている印象を受けました。


▲ダービー2着以来となるイクイノックス


1週前、2週前と日曜日には坂路で4F54秒台の時計をマーク。追い切りだけでなく、普段の調教から負荷をかけられていました。