美浦に滞在中の荻野極騎手。今週の騎乗馬情報をお届け！/東スポ・三嶋記者の美浦トレセンレポート

今週の美浦トレセンには、見慣れない姿が…。水色のジャンパーには“ジャンダルム”の文字。昨年のスプリンターズSをジャンダルムで制し、G1初制覇を達成した荻野極騎手が美浦に来ていたんです。栗東に所属していますが、新潟・福島開催が終わるまでは美浦に滞在するそうです。

早速、取材を開始すると『いや～話すことないですよ。ひっそりしていたんです…』となぜか渋る若きG1ジョッキー(写真1枚目は渋い顔の荻野騎手)。それでも質問を投げかけると、好青年らしくさわやかに答えてくれました！



『新潟・福島開催では関東馬の依頼も頂いていて、栗東にいると調教をつけることができないので、実際に乗りたいと思ってこちらに来ることにしました』と同騎手。

今週は、高橋文厩舎の調教に騎乗する姿を何度か見かけました。『高橋文先生には急遽行きたいという話をしたんですけど、先生の計らいもあって、1週目から騎乗依頼を頂きました』と目を細めていました。

久々に来て変わったことと言えば、やはり“新・坂路”でしょう。『新しい坂路、よかったですね。すごく設備が充実していました。栗東とはまた感触が違いますね。どちらも良さがありますが、幅が広くて乗りやすいなと感じました』と感触の良さを伝えてくれました。



今週は土日とも新潟で騎乗予定。まずは土曜の期待馬から。土曜新潟9Rのラピカズマは最終追いに騎乗。『馬格があってパワーがある。気合が乗っていて動ける状態にあると思います』。