東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はアイビスサマーダッシュに出走する関東馬からコラソンビートなど注目馬の陣営レポートです。
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新潟名物・直線1000mの電撃戦、アイビスサマーダッシュ。今年は関西馬ピューロマジックが人気の中心となりそうですが、関東馬にも見逃せない馬が揃いました。
なかでも、注目したいのがコラソンビートです。2023年の京王杯2歳Sをレコードで勝ち、阪神JF3着と世代トップ級のスピードを持つ馬。フィリーズレビューで2着に入った後はやや足踏みしましたが、前走の安達太良S(芝1200m)では初距離ながら3着と好走。復調の気配を見せました。
津村騎手は前走後すぐにアイビスサマーダッシュへの出走を進言したと言います。「距離を縮めて期待していたし、いいレースをしてくれた。千直にも対応できるスピードがある」と津村騎手は千直適性を見込んでいます。
今回も逃げ馬が複数揃い、ペースは速くなりそうですが、「行かなくても大丈夫。今まで差す競馬もしてきたし、展開に応じた競馬ができる」とイメージも膨らませていました。
津村騎手は千直最多勝騎手(過去10年)でもあり、ジョッキー×舞台の相性も申し分ありません。