東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は新潟2歳Sに出走する関東馬からリアライズシリウス、サノノグレーター陣営のレポートです。
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アスコリピチェーノやセリフォスなど活躍馬を複数輩出している新潟2歳S。今年も将来性あふれる若駒が揃い、早くもクラシックを見据える戦いとなりそうです。
その中で注目を集めるのが、リアライズシリウスとサノノグレーター。どちらもデビュー戦を快勝した逸材で、ここで一気に出世街道へと名乗りを上げたいところです。
まず人気を背負いそうなリアライズシリウス。デビュー戦は逃げて余力十分の完勝でした。2週続けて追い切りに跨った津村騎手は「動きは抜群。今日は坂路をさらっとでしたが、余力たっぷりで言うことありません。馬場が速くても悪くても対応できるし、長くいい脚を使えるのが長所」と高評価。
さらに「逃げる形でなくても問題ない」と自在性をアピールしました。
課題はゲートだけ。「この時期の2歳としては出来上がっている」と言うだけに、完成度の高さで一歩リードといえるでしょう。
▲津村騎手のトーンも高いリアライズシリウス
