東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は月曜日のセントライト記念出走馬から堀厩舎の2頭、ファイアンクランツ&サクラファレルのレポートです。
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秋の訪れを告げるセントライト記念。今年も菊花賞を見据えた3歳馬たちが集まり、注目の一戦となりました。
なかでも話題の中心は“マジックマン”ことジョアン・モレイラ騎手の再来日です。春の短期免許期間ではGI・3勝を含む重賞4勝を挙げ、圧倒的な存在感を示した名手が、4か月ぶりに美浦トレセンに姿を見せました。
今回の相棒は青葉賞2着馬ファイアンクランツ。約4か月ぶりにコンビを組む1頭で、モレイラ騎手は「前回よりも精神的に成長している」と手応えを語っています。
最終追い切りでは併せ馬にやや遅れたものの、鞍上は「リラックスして走れていたし、最後の脚はとてもよかった」と満足そうな様子でした。春に惜しい競馬を続けてきただけに、ここで大きな一歩を踏み出したいところです。
▲モレイラ騎手が騎乗するファイアンクランツ(写真左)
