東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はスプリンターズS出走の関東馬から、サトノレーヴ&トウシンマカオの陣営レポートです。
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今週はスプリンターズS。関東馬からも好素材がスタンバイしています。なかでも注目は堀厩舎のサトノレーヴ。大柄でパワフルな馬体に磨きがかかり、調整過程は極めて入念でした。
1週前追い切りは、当初予定していた木曜日から金曜日にスライド。堀師は「18日の木曜日はモレイラ騎手がスタンバイしていたのですが、非常に暑い日でしたし、翌日の方が気温が下がることから、金曜追いに変更しました」と説明します。
当日は降雨で馬場が悪化したため、通常のダートコースでのウォーミングアップを坂路に変更し、ウッドコースで追い切りを行いました。力強い動きを見せ、調教後の馬体重は532キロと大柄ながら、息遣いも良好。
モレイラ騎手も「仕掛けた時の反応がすごく良かった。残り400~200mで特長のいい脚を使ってくれた」と満足そうに振り返りました。まさに本番へ向けた“メインの追い切り”で順調さを示しました。
▲スプリントGI春秋連覇を狙うサトノレーヴ