東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はエリザベス女王杯出走の関東馬から、レガレイラ、カナテープ、ボンドガールの陣営レポートです。
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秋の女王決定戦・エリザベス女王杯。今年は関東馬にも有力馬が複数。まずは昨年の有馬記念を制したレガレイラから。
前走のオールカマーはゲート内でうるさく出遅れましたが、すぐに後ろからリズム良く運び、直線は力強く抜け出しました。戸崎騎手は「この馬の力は出し切れた」と振り返ります。
舞台である京都芝2200mで昨年は5着。鞍上は「直線も長く、しっかり待って乗れるコース。比較的乗りやすい」と話し、不安はない様子です。
カナテープはアイルランドT・3着からの臨戦。1600~1800mで結果を出してきた馬だけに、今回は距離延長が鍵になりますが、在厩で調整は順調そのもの。年齢を重ねて心身がまとまり、確実に終いを使える形が整ってきました。
