東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回はマイルCS出走の関東馬から、美浦トレセンで調整したウインマーベル&レーベンスティールの陣営レポートです。
三嶋まりえ記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
秋のGI戦線は、ここまですべて関東馬が主役を演じています。スプリンターズSから天皇賞・秋、エリザベス女王杯まで、美浦勢が連勝中。そんな中で迎えるのがマイルチャンピオンシップです。
ジャンタルマンタル一強ムードに待ったをかけ、「秋GI関東馬全勝」の流れをさらに伸ばせるかどうか、関東馬に自然と期待が集まります。
まずは昨年の3着馬ウインマーベル。マイルCS初挑戦だった昨年は、3~4コーナーの下り坂でつまずく場面があり、「それがなければもう少し際どかった」と松山騎手が悔しそうに振り返る内容でした。それでも態勢を立て直してきっちり3着を確保したあたりに、この馬のセンスとレースぶりの安定感が表れていると思います。
今年もパートナーは松山騎手。1週前追い切りには鞍上自らが美浦へ駆けつけました。松山騎手は「1週前なのでしっかり動かして、反応良く最後まで動けていました。前走も良かったので大きくは変わっていないですが、状態はいいところでキープできています」と笑顔のコメント。
昨年3着の舞台で、スムーズなら着順を1つ、2つ上げるシーンまで十分にイメージできそうです。
▲昨年の3着馬ウインマーベル
