東京スポーツ・三嶋まりえ記者による美浦トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は阪神JF出走の関東馬から、アルバンヌ、ミツカネベネラの陣営レポートです。
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2歳牝馬の頂点を争う阪神ジュベナイルフィリーズは、来春の桜花賞、オークスへ直結する大舞台。今年も西のアランカールが人気を背負いそうですが、東にも有力馬が複数。今週は阪神JFに出走する関東馬を紹介します。
まずは連勝中のアルバンヌ。先週は坂井瑠星騎手が美浦に駆けつけて初コンタクト。Wコース3馬身半追走から内へ潜り、馬なりのまま1馬身先着(6F78秒9-11秒3)。
田中博師は「ハミ受けや操縦性に特徴があるので確認してもらえて良かった。動きはおおむね良かった」と笑顔を浮かべます。
初戦こそミュージアムマイルの妹フェスティバルヒルに屈しましたが、その後は未勝利、サフラン賞を危なげなく勝利しました。先週末に栗東へ移動。栗東から阪神の輸送は新馬戦ですでに経験しています。力を出し切れれば上位争いの候補です。
▲3連勝でGI制覇を狙うアルバンヌ
もう1頭がアルテミスS・2着のミツカネベネラ。前走は9番人気の低評価を覆し、勝ち馬にこそ離されたものの、最後は際どい2着争いを制して地力を示しました。
