毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今回注目するのは“恵まれなかった馬の巻き返し”です。
2/13(日)の東京10R・バレンタインS(ダ1400m)はロードカナロア産駒のメイショウウズマサが4人気で1着。オープン初勝利を飾りました。
亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、勝ったメイショウウズマサが1人気の支持。8人気2着のケイアイターコイズや、7人気3着のサンライズラポールの推奨も多く、見事な見解が並んでいました!
メイショウウズマサは『亀谷敬正の競馬血統辞典・ロードカナロア編』で公開している買いパターン“東京・京都・中京・小倉のダート1400m以下は買い!”に該当。こちらを推奨理由に挙げている方もおられましたが、それ以上に展開面の有利を重視された方が多数いらっしゃいました。
これまで多くのレースで逃げを打ってきたメイショウウズマサですが、近走は展開など不利なレースが続いており、先行馬が手薄な今回は恵まれるのではないか、と予想された方が多数でした。
各レースにおける不利の度合いが一目で分かるコンテンツとして、スマート出馬表では、「競馬予想家・馬場虎太郎によるレース内容評価(※)」を見ることができますが、メイショウウズマサの近走は不利の判定(A、B)が続いていました。
(※)予想家・馬場虎太郎による各レースにおける各馬の評価。評価はA~Eの5段階で、Aがそのレースで最も不利だった馬=次走以降が適条件であれば巻き返す可能性が高い馬。Eはそのレースで最も恵まれた馬。
▲メイショウウズマサの近5走戦績(スマート出馬表より)
今走は、「先行力が上位のタイプ」という判断に使える「テンP」が唯一の15で最内枠。各馬の戦績を見ても近走で逃げている馬が少ない、などから展開面で恵まれるという予想ができたのではないでしょうか。
また、2着ケイアイターコイズも前走ギャラクシーSでの評価が「A」でしたが、このレースにはメイショウウズマサも出走していて同タイムで入線(7、8着)。おなじく、ギャラクシーSに出走して2着(評価「D」)だったコパノマーキュリーもバレンタインSに出てきましたが、今回は10着でした。
前走で恵まれなかった馬の巻き返しや、恵まれた馬の今走での取捨に非常に役立ちそうですね!
ちなみに、当日のライブ配信(プレミアムコース限定)や上記でご紹介したFacebookページでは、亀谷もメイショウウズマサ、ケイアイターコイズを推奨しておりました。
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
予想材料として、近走の直接対決を参考にする方も多いと思いますが、今回ご紹介した「馬場虎太郎によるレース内容評価」を活用すれば、さらに深く分析することができそうです。みなさんもぜひご活用ください!
2022/02/15 (火)