毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今週末に注目するのは“展開と馬場状態”です。
4/24(日)の福島11R・福島中央テレビ杯は、キングズベスト産駒のルクルトが1着。7人気2着のチャイカ、10人気3着のジューンベロシティはともにロードカナロア産駒ということで、キングマンボ系のワンツースリーでした。
亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、当レースがこの日一番の盛り上がり! サロン内の1人気はジューンベロシティ。人気薄の激走を見事予想していました。
サロンメンバーの皆さんは、逃げ・先行馬が多くハイペースになりそうなので、外枠の差し馬に展開が向くと予想。『スマート出馬表』のテンP(※1)に注目すると、出走16頭中半数の8頭がテンP30以内で着色されており、先行力の高い馬が揃っていたことが確認できます。
(※1)テンP=テンパターン。近走のテン3Fタイム順位(独自に設定)を距離毎にパターン化したもの。数字の15・30・50は出現率の割合を示します。各パターンの出走頻度・好走頻度がクラスが異なっても統一できるため、より実践的な傾向が分かります。テンパターンで数字(15・30・50)が記載されている馬は、近走でテンの位置取りが上位(前)だった馬で、その数字が小さい程、先行力が上位のタイプという判断が可能です。
▲スマート出馬表で「評価順位」タブを選択
さらに、馬場状態はやや時計がかかるタフな馬場状態と分析。父ロードカナロア(キングマンボ系)、母父シンボリクリスエス(ロベルト系)の組み合わせが、今の馬場にマッチするのではないかと予想されていました。ジューンベロシティは出走馬の中で唯一の「欧州型×欧州型」の組み合わせでもありましたね。
勝ったルクルトはサロン内2人気。ジューンベロシティとおなじく、展開が向きそうで、タフなスピード勝負がベストと鋭く分析。展開と馬場状態を読んだ見事な見解でした。
また、7人気2着だったチャイカは「亀SP」(亀谷敬正の予想)の推奨馬でした。
実際の単勝オッズは2→7→10人気の人気薄決着でしたが、亀谷競馬サロンでは話題に挙がった馬たちの上位独占。この日は「出張リアルサロンin名古屋」が開催されましたが、名古屋会場、東京(水道橋)のリアルサロンスペース、そしてFacebookページと、それぞれ大盛り上がりでした!
ちなみに、当レースの1~3着はキングマンボ系の上位独占でしたが、この日のWIN5対象レースは全て父キングマンボ系が勝利しました。
競馬場や芝・ダートの違いなどありますが、この日、この時間の様々な条件がキングマンボ系に向いていたのかもしれませんね。刻一刻と変わっていくバイアスにも注目しながら、今週末も競馬を楽しみましょう!
2022/04/26 (火)