毎週火曜日、先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今週末に注目するのは“非根幹距離に強い血統”です。
5/7(土)の中京11R・京都新聞杯(芝2200m)は、キズナ産駒のアスクワイルドモアが8人気で1着。初の重賞勝利を挙げました。2着には7人気のヴェローナシチー、3着に5人気のボルドグフーシュが入りました。
1~3人気が馬券圏外へ消える難解なレースでしたが、亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)では、勝ったアスクワイルドモアが1人気の支持! さらに2、3着馬の推奨も並び、亀谷競馬サロンでは上位人気決着と言ってもいい結果でした。
サロンメンバーによるアスクワイルドモアの推奨理由は「非根幹距離(※)のキズナ産駒」でした。亀谷ファンにとっては、すっかりおなじみのフレーズですよね。
(※)マイルから400mずつ足した2400mまでの距離が根幹距離(1600、2000、2400m)。400で割れない距離が非根幹距離。
YouTubeチャンネル『亀谷敬正の競馬血統辞典』のキズナ編でも、非根幹距離に関する買いパターンをご紹介していますが、アスクワイルドモアは「芝の非根幹距離のオープンor重賞」、「芝の非根幹距離。前走で芝の根幹距離を使っている馬」と2つに該当。参考にされている方は自信を持って狙えたのではないでしょうか。
ちなみに、『亀SP』(亀谷敬正の予想)の推奨馬もアスクワイルドモア。こちらの推奨理由でも、非根幹距離替わりの上積みについて触れられていました。
※亀谷敬正の亀SP/5月7日(土)
これで今年の中京芝2200m重賞は、2戦連続で人気薄のキズナ産駒が馬券に絡みました(日経新春杯でヤシャマルが9人気3着)。同条件の重賞は9月に神戸新聞杯が予定されていますが、「非根幹距離のキズナ産駒」に引き続き注目ですね。
また、毎週月曜日に公開中の『亀谷敬正の重賞アプローチS』では、重賞レースの「血統のポイント」&「馬柱のポイント」をご紹介していますが、京都新聞杯は、各ポイントに該当した馬が上位を独占!
※NHKマイルカップ・京都新聞杯・新潟大賞典/亀谷敬正の重賞アプローチS
「血統のポイント」と「馬柱のポイント」両方に唯一該当していたのがアスクワイルドモア。このことを推奨理由に挙げたメンバーの方もおられました。2着ヴェローナシチー、3着ボルドグフーシュも「血統のポイント」に該当。改めて、過去の傾向分析は重要だと感じますよね。
今週末に行われるヴィクトリアマイルなどの『亀谷敬正の重賞アプローチS』はすでに公開されています。馬券攻略にぜひご活用ください。
■ヴィクトリアマイル・京王杯SC/亀谷敬正の重賞アプローチS
今週末の中京芝2200m戦は下記の通り予定されています。
【5/14(土)】
5R 3歳未勝利
【5/15(日)】
9R 寒狭川特別
非根幹距離に強い血統をポイントに馬券予想を組み立てるのもいいかもしれませんね!
2022/05/10 (火)