先週の「亀谷競馬サロン」で盛り上がったレースを参考に、当サイトならではの「今週末の見どころ」を配信いたします。担当は亀谷競馬サロン編集部・Sです。
今週末に注目するのは“アメリカンファラオ産駒”です。
8月5日(土)新潟10R・柳都S(ダ1800m)は1着アスクドゥラメンテ、2着バハルダール。3着には7人気の人気薄だったコルドンルージュ(父アメリカンファラオ)が入りました。
亀谷競馬サロンのFacebookページ(プレミアムコース会員のみ公開)で人気を集めたのはコルドンルージュ。前走は勝ち馬から3秒以上離された2桁着順でしたが、条件が好転する今回は巻き返しが見込めると、多くのサロンメンバーが予想しました。
サロンメンバーはコルドンルージュの父アメリカンファラオの特徴から「前走は距離短縮、かつ内枠で惨敗。今回は真逆の距離延長、かつ外枠。かなり条件が好転する」と見解を記していました。
コルドンルージュの前走は1900mから1400mへの距離短縮で、入った枠は1枠2番。結果は15着と大敗を喫しました。一転、今回は1800mへの距離延長で、枠も8枠14番と外枠に。スムーズに先行できれば巻き返しが可能と予測していました。
▲コルドンルージュの前走までの戦績(スマート出馬表より)。近走で2桁着順に敗れたレースはいずれも距離短縮。「双馬メモ」(※1)にも「ローテ不利」が記載されていました。
(※1)双馬毅による双馬メモ=予想家・双馬毅が、前走で苦しい経験をして今走で楽な条件になる馬を狙うために、JRA全レースにおける「枠」・「馬場」・「脚質」・「ローテ」の不利を受けた馬を記録しているデータ。『スマート出馬表』でご確認いただけます。
コルドンルージュは『亀SP』(亀谷敬正の予想)の推奨馬でもあり、こちらにも「距離延長も歓迎で、外枠からスムーズに先行すれば一変可能」と見解が記されていました。
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
また、YouTube『亀谷敬正の競馬血統辞典』で紹介されているアメリカンファラオ産駒の買いパターン「ダート1800m以上。近走先行経験のある馬、または今回が距離延長の馬」に該当。動画内で解説されている特徴を押さえておけば、コルドンルージュを狙うことができたかもしれませんね!
ちなみに、開催日当日の傾向や特徴を発信する『今日の亀メモ』(亀谷競馬サロン・レギュラーコースにて公開)では、新潟ダートについて「外枠のテンP15、30(※2)」がポイントに挙げられており、コルドンルージュはこれにも該当。直近の傾向にも合っていました。
(※2)近走のテン3Fタイム順位(独自に設定)を距離毎にパターン化したもの。数字の15・30・50は出現率の割合を示します。各パターンの出走頻度・好走頻度がクラスが異なっても統一できるため、より実践的な傾向が分かります。テンパターンで数字(15・30・50)が記載されている馬は、近走でテンの位置取りが上位(前)だった馬で、その数字が小さい程、先行力が上位のタイプという判断が可能です。『スマート出馬表』でご確認いただけます。
※今日の亀メモ/8月5日(土)
さらに、サロンメンバーは翌日も前走から条件が好転するアメリカンファラオ産駒を狙っていました。8月6日(日)札幌4R(ダ1700m)を制したのはアメリカンファラオ産駒のメリタテス。
この馬も前走1200mから1700mへの距離延長。枠も大外の8枠14番。芝からダート替わりもプラスで、あらゆる条件が好転するとして、サロン内で人気が集まりました。
▲メリタテスの前走までの戦績
※プレミアムコース会員限定のFacebookグループから抜粋
2日連続、アメリカンファラオ産駒のツボを押さえた見事な予想でしたね!
前走大敗から巻き返しが期待できる血統を覚えておくことで、高配当を的中することができるかもしれません。YouTube『亀谷敬正の競馬血統辞典』の買いパターンや、『スマート出馬表』などを参考にして、今週末も激走馬を探し出しましょう!