Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第165回目のトークテーマは、先週揃って的中したレースの振り返りと、先週から始まった中山芝1200mの狙い方に加え、芝1600mの狙い方です。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):先週は日曜阪神6Rで3連複269倍を2番目の買い目で当てて、2週連続で万馬券2点目以内の的中になったよ。3連単8万馬券も美味しかったし、2週前と同じで期待値の高いレースでガツンと勝負が正解だよね。
▼参考/競馬放送局
馬場虎太郎&今井雅宏が厳選的中!/先週のMVP
亀谷敬正(以下、亀):これはおいしかったですね。ナダルの「芝からダート」。1、2着はエーピーインディ系を持つ馬です。
今:同じダート1400mの阪神3Rは芝からの馬を◎で当てたよ。それと阪神6Rは3着馬もポイントで、中8週開けた400m延長の人気薄シルバーステートが激走したんだ。単行本にあるように「シルバーステートは鮮度時に買え!」で、特にダートはフレッシュな時以外は危ないんで馬券になりやすいよ。しかも10着後だから余計にフレッシュだった。
それと阪神ダート1400mは全般的に芝からのショックが利きやすい構造なんだよね。
亀:同じく、ボクも阪神ダート1400mで行われた日曜阪神12Rで8人気で2着だったアラナコアを本命に推奨しました。先週も「競馬放送局」で今井さんとボクの予想を両方購読された方は阪神ダート1400mで大儲けできましたね。
今:そうだね。ここでも今度、阪神ダートの攻略法を取り上げようか。とりあえず今週は、スプリンターズSに向けて中山芝1200m編の続きだね。
中山芝1200mははゴール前に急坂もあって、上がりの掛かる中距離向き血統の牝馬が結構穴を開けるという話だった。逆にビッグアーサーとかダイワメジャーとか軽いタイプの短距離系だと牡馬の方が勝率が良い。ダイワメジャーは牝馬の複勝回収率が40%に対して、牡馬は107%と倍以上開きがあるよ。
亀:最近の種牡馬で注目はタリスマニックです。エルプラド→メダグリアドーロの血統は昔からこのコースに強い。だから、この話は産駒がデビューする前からしていたのですが、実際に儲かります。それから、枠は基本的に内目が合います。特に牝馬だと6枠以内ですね。
