毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。
▼今回の主なトークテーマ
・ゴディアーモなど12月中山新馬の振り返り
・有力馬多数出走! フェアリーS、シンザン記念情報
・今週末デビュー予定の3歳馬情報
ゴディアーモなど12月中山新馬の振り返り
――今回は12月の新馬戦振り返りからお願いします。まず、12/6(土)の中山2000m戦は1番人気に推されたゴディアーモの快勝。2着にもイモータリスが入りました。
木實谷:ゴディアーモはスタートも良かったですし、最後まで楽な手応えで競馬ができました。内容は申し分なかったと思います。ただ、馬体重が牧場滞在時よりも想定以上に減っていて、パドックを見てももう少し成長が欲しいなと思いましたので、そのあたりは大事に育てていきたいです。
イモータリスも最後はしっかり伸びていましたので、初戦としては良い内容だったと思います。
――翌週12/13(土)の中山1800m戦は1番人気のブラッキッシュが2着、2番人気のセツナサが3着でした。
木實谷:勝てなかったのはもちろん残念ですが、ブラッキッシュは最後に良い脚で伸びてきました。加速するまでに少し時間がかかりましたが、内容としては良かったと思います。
セツナサはあの立ち回りなら勝ち馬に食らいついて欲しかったですね。下半身強化の必要性を感じましたので、時間をかけてトレーニングしていきたいと思います。
――12/14(日)の中山芝1600m戦はランウェイミューズが2着、クォンタムビットが4着でした。
木實谷:ランウェイミューズに関しては稍重の馬場状態もかわいそうでした。クォンタムビットは道中からあまり余裕がなかったので、適性の面もあるかなと思います。もう少し成長の推移を見ながら今後の路線を判断したいと思っています。
有力馬多数出走! フェアリーS、シンザン記念情報
――ここからは今週末のレースについて伺います。まず、日曜日のフェアリーSには3戦2勝のサンアントワーヌが出走を予定しています。
