毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。
▼今回の主なトークテーマ
・運も重なったリサナウトがデビュー戦快勝!
・レパードS、CBC賞出走馬最新情報
・今週末デビュー予定の2歳馬最新情報
運も重なったリサナウトがデビュー戦快勝!
――今回は勝ちっぷりが素晴らしかった新馬戦を振り返っていただきます。7/12(日)の福島1800m戦は1番人気のリサナウトが3馬身差の圧勝でデビュー戦を飾りました。
木實谷:調教からよく動けていたので、感触通りだったのですが、実は輸送で10キロ以上体重が減ってしまいました。いろいろな環境の変化に体が反応してしまうので、今後は慣れの部分や、強くなっていく必要があります。このあたりが今後の課題ですね。とはいえ、脚力自体はレースを見ての通りですので。
――坂井瑠星騎手は結果的に乗れてラッキーでしたね。
木實谷:津村騎手を予定していたのですが、騎乗停止で乗れなくなり、坂井瑠星騎手が騎乗を予定していた矢作厩舎のアスクレコードモアが回避になって、それで坂井騎手が空いたという経緯です。
このレースは想定段階で除外馬が出るくらいの頭数でしたし、その時点では上位騎手も空いていない状況でしたので、色々と運があったということでしょう。
――レース前の当欄では「ちょっとまだ体が幼いので、ゆっくりやっています」とのことでしたが、次走のローテーションは?
木實谷:まずは帰ってきた感じを見てからですね。これなら次もパフォーマンスが上がるなと思えるタイミングで使おうと考えています。
――間隔的に新潟2歳Sは選択肢に入りますか?
木實谷:ないとは言えないですけど、現時点ではほぼないでしょうね。
――芝1800mでのデビューですから、来年のクラシック戦線狙いですよね?
木實谷:桜花賞は問題ないと思いますが、気性的にオークスは折り合い次第になるでしょうね。自分との戦いですね。初戦からあんなに気分よく行けるぐらいですから。
――前向きな気持ちのコントロールが大事になってきそうですね。
木實谷:はい、そう思います。
レパードS、CBC賞出走馬最新情報
――ここからは今週末の出走馬について伺います。レパードSには前走で古馬混合の2勝クラスを勝ったマクリールが出走を予定しています。
