毎週日曜日更新の当連載『フロントライン』は、現代競馬のキーマンとも言えるノーザンファーム天栄の場長・木實谷雄太氏に、競馬に関するさまざまなお話を伺うロングインタビューコラムです。聞き手:亀谷敬正。
▼今回の主なトークテーマ
・仕上がり途上もヴァンドレストがデビュー勝ち
・集大成のシーズンへ、オールカマーでレガレイラが始動
・今週末デビュー予定の2歳馬最新情報
仕上がり途上もヴァンドレストがデビュー勝ち
――今回は8/23(日)の札幌新馬戦(芝2000m)の振り返りからお願いします。レース前の当欄でも高評価だったヴァンドレストが1番人気に応えての快勝でした。
木實谷:今の完成度と仕上がりでどれくらいやれるかなと思っていたのですが、今回の仕上がり具合で勝てたのは大きいです。仕上がりとしては七分ぐらいだったと思いますので、今後が楽しみです。まだまだ良くなると思います。
――次走は秋の東京でしょうか?
木實谷:北海道のノーザンファーム空港牧場に1回放牧に出まして、少し暑さが和らいでから天栄に移動する感じになると思います。例年の感じですと、11月の百日草特別、12月の中山・葉牡丹賞などが目標になるのではないでしょうか。
――同日の新潟新馬戦(芝1600m)に出走予定だったダノンシルヴァですが、出走しませんでしたね。初戦からいい競馬になりそうな感じとのことでしたが。
木實谷:追い切った後に球節周りに疲れが出てしまい、出走回避となりました。追い切りでの動きが良かっただけに残念ですが、こればかりは仕方ありません。
集大成のシーズンへ、オールカマーでレガレイラが秋始動
――ここからは今週末の出走予定馬について伺います。まず日曜のオールカマーはレガレイラだけなのですね。
木實谷:目黒記念2着のウィクトルウェルスが脚部不安で回避することになりまして、レガレイラだけなりました。
――そのレガレイラ、昨年の勝ち馬で、今年も宝塚記念からになります。
