競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは愛知杯。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣: 新春一発目から京都金杯は大当たりだったね。
キムラ: そうですね。4歳の上がり馬で必然的にハンデが軽く、状態面も強調できたことから推奨したコレペティトールとセッションの2頭で決まりました。
大臣: それで単勝が16.5倍、馬連が47.2倍もついた!
キムラ: 4歳馬でも早い時期の重賞に実績があり、ハンデの重かったフリームファクシは5着、ダノンタッチダウンは8着、ドルチェモアは18着。
大臣: ここは馬券の買い方を失敗したよ。コレペティトールとトゥードジボンの馬連を持ってたんだけど、セッションは真ん中より外の枠なので消してしまった。
キムラ: 確かに京都金杯は内枠有利という話はしましたが、ここは有力馬がけっこう外枠に入りましたよね。
大臣: 人気で内の枠に入ったのは2枠のトゥードジボンだけ。あとはアルナシーム、ドーブネ、フリームファクシ、アヴェラーレの有力馬4頭がみな7~8枠に入ってしまった。
キムラ: その馬たちよりはセッションはまだ内の枠でしたよね。
大臣: 確かに真ん中より外と言っても、ほぼ真ん中の枠だったので、何も消す必要はなかった。ましてキムラ君の推奨馬だったわけだし。コレペティトールとセッションの馬連はまず黙って買っておくべきだった(笑)。でも、中山金杯の馬連は獲ったよ。
キムラ: そうですか。こっちの馬連の方が難しいと思うんですけど(笑)。
大臣: ◎ボーンディスウェイ、○リカンカブール、△ククナだったんだけど。ボーンディスウェイが予想外に人気だったので○-△のタテ目をも押さえた。リカンカブールは内の好枠でスタートさえ決めてくれればと思ってた馬。ククナは七夕賞で穴を出した時に、小回り芝2000mのハンデ重賞でまた穴を出すだろうと思ってた。
キムラ: 前走のエリザベス女王杯は10着でしたけど。実はそんなに負けてなかったんですよね。
大臣: 中山金杯は狙える4歳馬がいなかったので、5~6歳馬に絞って買ってうまくいったよ。それから去年、ここでフェアリーSを取り上げて、「480キロ以上の馬を狙え」という話をしたけど。今年は該当馬が4頭しかいなくて、その内の2頭が1、2着したんだよね。
▼参考記事(2023/1/5)
毎年少数ながら激走を果たしているフェアリーSの穴パターン
キムラ: そうなんです。取り挙げた去年だけは480キロ以上の馬は全滅だったのに、今年は見事に480キロ以上の馬同士で決まりました(笑)。
大臣: ここでは毎年、同じ週でなるべく違う重賞を取り上げるようにしてるので、前年の連載も見返してみて下さい。というわけで、愛知杯の真格言にいきましょう。