競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは福島牝馬S。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:桜花賞は5着まで前走が非トライアルを使われてた馬だったね。
キムラ:先週の話は陰謀論ですから、それが不発だったとしか言いようがないですが、ああいう話をしておいてこう言うのもなんですが、妥当な結果ですよね。
チューリップ賞、フィリーズレビュー、アネモネSが今年から1週前倒しになりましたが、それぞれのレースがそれでレベルが上がったわけではありませんでしたから。そこから何か見えざる手が働くのか否かで働かなかったという結果でした。
大臣:結局、今年の桜花賞はトライアルが1週前倒しになったことでの変化はほとんどなかったわけだけど、そんなローテの話より、桜花賞でいちばん大事なのはやっぱり馬体重だなと改めて痛感した。実はこの連載で一昨年、馬体重の話をしたよね。460~499キロがポリュームゾーンだと。
▼参考記事(2023/4/6)
近年で変化した桜花賞の注目すべき傾向とは?
キムラ:今年も1~4着馬はみなこの範囲の馬体重でしたね。もっと言えば、ここ6年の桜花賞の1~2着はほぼ460キロ以上の人気馬同士で決まってます。
大臣:僕はプラス体重で出走してくるだろうと思って、前走で456キロだったエリカエクスプレスに本命を打ったら、増減なしでガッくりきたんだけど(笑)。
キムラ:穴人気で飛んだショウナンザナドゥとビップデイジーも440キロで、桜花賞で好走するには小さすぎる馬でした。
大臣:今年の桜花賞は8着以下にズラッとトイラアル組が並んだけど。これがみんな小さい馬たちなんだよね。
キムラ:基本的に馬体重の大きさと能力はある程度比例しますので。今年のトライアル勢に強い馬がいなかったというのは、馬体重を見てもわかると思います。小さい馬が上位を占めてレースはレベルが高くないです。これが今年、陰謀論がハマらなかった理由の1つですね(笑)。
大臣:それでは福島牝馬Sの真格言にいきましょう。