競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは7/2(水)の帝王賞。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:前回取り上げたスレイプニルSは、推奨馬のクールミラボーがばっちり勝ち切ったね。もう1頭の推奨馬リチュアルはHペースを番手で追いかけ失速、5着に終わったけど。
キムラ:2頭推奨の内の1頭が勝ち切れば十分です(笑)。クールミラボーは調教が持ち直してきたということもお話ししましたが、今回も最終追い切りでキチンとベストに近い時計も出していて、状態も良かったんだと思います。
大臣:1番人気2着のカズタンジャーは、真格言とは関係ないので原稿にはしなかったけど、キムラ君は「人気でも消さない方がいい」と話してたよね。追い込み一手の脚質で、昇級なのに1番人気なら嫌ってみる手もあるかと思い僕は消した。そしたらスタートをしくじったので一瞬、喜んだのだけど。
キムラ:けっこう大きな出遅れでしたね。
大臣:Hペースの前崩れで展開に助けられたね。実はクールミラボーとゼットリアンのワイドは取ったよ。ゼットリアンも真格言と関係なかったので触れなかったけど、東京ダート2100mが初コースの関西馬は、「現級のダート1900mか2000mで3着以内がある馬は買い」だと思ってる。ゼットリアンはこれに該当、7番人気のここは狙い目だと思った。
キムラ:他の人気馬はみんな東京ダート2100m実績のある馬で、それが根拠に人気していましたね。ゼットリアンが人気薄だったのは、東京ダート2100mに出走歴がなかった=コース実績なしというだけの理由でしょう。
大臣:そうだと思う。初コースの関西馬は東京ダート2100mで人気の盲点になりやすいんだよね。だから初コースだけど「現級のダート1900mか2000mで3着以内がある関西馬」は妙味がある。ということで帝王賞の真格言にいきましょう。