競馬予想TV!などのメディアで活躍中のキムラヨウヘイ氏と、競馬雑誌・サラブレの人気長寿企画「金満血統王国」でお馴染みの大臣によるクロストークコラム『競馬“真”格言』。
今回のトークテーマは札幌記念。果たしてどのような格言が提唱されるのか、ぜひお楽しみください!
なお、『競馬放送局』ではキムラヨウヘイ氏の重賞予想、平場推奨馬を公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
大臣:レパードSは推奨した内の2頭、ドンインザムードが1着、ヒルノハンブルクが3着。キムラ君はこの2頭のワイドを獲ったみたいだけど、41.7倍とかなりいい配当だったね。ヒルノハンブルクがびっくりするぐらい人気がなくて。
キムラ:そうなんですよ。先週話してる時点でこんなに人気がないとは思わなかったんですけど。過剰人気する馬の方が期待値が高い今の時代、オッズを見て予想はすべきではないですが、さすがに今回ばかりは本命ヒルノハンブルクの一択でしたね。
大臣:先週話をしてる時点で、不良馬場になることも予想してなくて。結果前に行った馬、内をロスなく回った馬が上位に来たレースになったけど、それでもちゃんと推奨馬の2頭が馬券になったので、レパードSの真格言でキムラ君が話した前走クラス別のレベル判定が正しかったなと改めて思った。
キムラ:今年のレパードSは馬場の影響が大きかったと思うんですけど、ヒルノハンブルクがこんなに人気がなかった理由は、多分、ユニコーンS・5着が評価されていなかったからだと思います。
ユニコーンSの日の京都ダートは、外差しがよく利く馬場バイアスで行われました。そこでヒルノハンブルクは平均ペースで逃げて5着ということで、かなり強い競馬をしてたんですよ。ユニコーンSが7番人気で、レパードSは人気が下がって11番人気というのはおかしい人気でした。
大臣:勝ったドンインザムードは、前走が2勝クラスで1番人気6着だったでしょ。このレースのドンインザムードは、いかにも中東帰りの馬が次のレパードSへのひと叩きだなと僕には見えたんだけど。この凡走でレベルが高かったヒヤシンスSの3着が評価されにくくなっちゃったよね。じゃなければ、ドンインザムードも5番人気ってことはなかったと思う。
キムラ:ヒヤシンスSは、勝つとケンタッキーダービー出走のためのポイントが与えられるレースになったので、最近はここにいい馬が集まるようになってますよね。
大臣:1、2月に行われる交流重賞のブルーバードCや雲取賞より、OP特別のヒヤシンスSの方がレベルが高くなるというのは、今年に限った話ではなさそうだね。
それでは札幌記念の真格言にいきましょう。