競馬キャスター、ならびに単行本「馬場のすべて教えます2」の著者としてもお馴染みの小島友実さんによる連載『コジトモの馬場よもやま話』。
今回のテーマは、今週末が最終週となる京都芝について。長年に渡り“馬場”を取材してきた第一人者からの馬場情報は必見です!
先週末は雪の影響で、7日(土曜)の東京競馬の8R以降が中止。そして8日(日曜)の東京競馬、京都競馬が中止となり、10日(火曜)に代替競馬として実施されました。
私は日曜、火曜と東京競馬場で仕事でしたよ。イレギュラーな日程に対応した競馬関係者、競馬マスコミの皆様、本当にお疲れ様でした。
この時期はどうしても雪の影響を受けますが、まずは人馬の安全が第一ですからね。雪は3月にも降ることがありますから、この後も気が抜けません。
そして、馬場においてこの時期特有のものが、ダートに散布される凍結防止剤。東京競馬場のダートコースには8日(日曜)に凍結防止剤が散布されました。東京では1月23日(金曜)に凍結防止剤が撒かれているので、追加散布となります。
8日、馬場造園課に聞いたところ、「8日(日曜)までに降った雪の影響でダートの砂の水分が多くなってしまったので、追加で凍結防止剤を散布します」と話していました。
その東京ダートコース。10日(火曜)は時計がかかっていましたね。その要因すべてが凍結防止剤とは言い切れないものの、時計を要していたことは事実なので、しっかり覚えておきたいですね。
一方、先週2月6日(金曜日)には京都競馬場にも散布されました。京都のダートも少し時計がかかっていた印象です。なお、今冬の小倉競馬場はまだ凍結防止剤が散布されていません。小倉では例年、2月上旬に撒かれるケースが多いので、気になる方は今週金曜の馬場情報をチェックして下さいね。
さて、ここからは今週日曜日にGII・京都記念が行われる京都芝コースについてお伝えしましょう。1月4日に始まった冬の京都開催は今週が最終週となります。
京都芝コースは1月31日からBコースが使用されています。その京都芝コースは1月からの連続開催で内が傷んできており、2月1日(日曜日)の後半のレースでは、今冬の京都開催で初めて内側を開ける進路取りが見られました。
そして、先週は土曜から外伸び傾向でしたよね。2023年に路盤改造工事を行った京都芝コースは連続開催の後半では外伸びになる傾向があります。
ただ、火曜日のきさらぎ賞1~3着馬は直線を向くまでは比較的内目を追走し、勝った1枠のゾロアストロは直線で2分~3分くらいを伸びていましたよね。直線の状態はもう内も外もそんなに差がなくなってきているのかもしれません。
では、今週の傾向はどうなりそうでしょうか。
