先週の日曜日は阪神競馬場勤務。ギリギリまでBCを観戦してから自宅を出たので、興奮冷めやらないまま仕事をしました。
マルシュロレーヌが歴史的偉業を達成したブリーダーズカップディスタフの馬券はなぜ日本で売られなかったのか…なんて言ったら結果論かな。ラヴズオンリーユーとどちらも本当に素晴らしく、心からの敬意と称賛の拍手を贈りたい気持ちでいっぱいです。
それだけに、新聞や雑誌でラヴズオンリーユーの方が圧倒的に大きく取り扱われていた感はちょっと残念。マルシュロレーヌはまさに日本の…いや、世界競馬の歴史の扉を爆破したでしょう! 日本調教馬がまさかアメリカのダートGIを勝つなんて…。地元の陣営はお腹が捩れるほど悔しかったと思います。
それに、マルシュロレーヌの父オルフェーヴルに流れる、ステイゴールド、サンデーサイレンス、ディクタス、メジロマックイーン、メジロティターンの血。母母キョウエイマーチにはダンシングヴレーヴ、トサミドリ、クモハタの血が…。
まさに日本競馬の礎という感じで、昔ながらの競馬ファンの皆さんは胸が熱くなるどころの騒ぎではなかったかと思います。これを機に日本競馬のダート界ももっともっと盛り上がっていってほしい! ということで、今週はエリ女ではなく武蔵野Sのお話を。かなり骨っぽいメンバーが揃いましたし、個人的にすごく楽しみにしています。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。