42歳にして、既にGIレースを26勝もしている池添謙一騎手。しかもそのうち14勝は3番人気以下でのもので、近年では19年マイルCSのインディチャンプや20年の安田記念グランアレグリアを“代打騎乗”で勝たせています。
気性が難しいとされる馬をしっかり乗りこなしておられる印象も強く、個人的にはずっと応援していたメイケイエールをスプリンターズSで4着に導いてくださったのが本当に嬉しかったです。あの時も、ともすれば暴走してしまいそうなところを、なんとか馬と対話しようとしていたように見えました。相当な距離ロスがありながら、直線で一気に弾けてきたときの彼女の脚力には改めて惚れ惚れしたなぁ…。
さすが、デュランダルやスイープトウショウの騎乗を見てドリームジャーニーを依頼され、その後オルフェーヴルの相棒となった騎手さんだとも思いました。
そんな池添騎手が朝日杯FSで騎乗するアルナシームもご存知の通り代打騎乗。『2週間ほど前に依頼していただき、そこからすぐに馬とコンタクトを取り出しました』と言う池添騎手に、付きっきりだったこの中間ついてじっくり教えていただきました。
▲池添騎手を背に追い切ったアルナシーム(右側)
アルナシームってどんな子? 池添騎手に聞いてみた/大スポ・赤城記者のトレセンレポート
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。