13頭中、初障害は3頭。障害未勝利戦としてメンバーは決して弱くなかった先週土曜日の福島障害未勝利戦(芝2770m)を勝ったのは橋口厩舎のモーガンでした。
初障害だった上、脚部不安による9か月の休み明け。条件的には相当厳しく思える中、抜群の飛越センスを見せ、結果悠々とした押し切り勝ち…。平場でもいい走りを見せていた馬でしたが、“障害センス”とはこういう事を言うのかとちょっと興奮しちゃいました。
福島は開幕週に悲しい障害レースの事故が相次いだばかりでしたし、私は普段から障害レースを見るのが少し怖いと思ってしまうところがあるんですけど、3歳未勝利を勝ちきれないまま長期休養を余儀なくされていた子に新しい道が開けたのは何よりです。ファンの方がより長く彼を応援できますように。そんなモーガンを管理する橋口厩舎にはもう1頭、障害デビューを控えている馬がいます。
「ゴースト (セン6)」
ステイヤーとして長く重賞戦線で勝負してきた馬ですし、可愛らしい見た目やひょうきんかつおっとりした仕草の愛くるしさからも非常に人気がある馬ですね。
騸馬になる前ーー武幸四郎厩舎にいた頃は“とんでもない荒くれ者”として栗東では有名だったんですけど、それはまた別の機会にお話しするとして。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。