今週水曜日の朝6時40分、実質「国内最終」となるドウデュースの追い切りが行われました。
武豊騎手が北海道から駆けつけての騎乗。キーファーズの松島正昭オーナーが見守る中、ウッドコースで併せたのは来週の新潟記念を予定しているヒートオンビート(古馬オープン)とセレブレイトガイズ(3歳1勝クラス、藤岡康太騎手騎乗)です。
▲ドウデュースと武豊騎手
正直に言って、まさに圧巻の一言。馬場に出てきた時から落ち着き払っていたドウデュースは、走り出しも武豊騎手の動きに合わせるかのような余裕たっぷりの反応。キャンターからギャロップにかわる際のなめらかさも、スピードを感じさせないくらいの楽なフォームも、それでいて目が離せないくらいの迫力も…何もかも素晴らしい。その場にいた記者全員が息を呑んで、目が離せなくなりました。
ドウデュース自身は本当に楽な感じなのに、一杯に追われている能力の高い2頭がグングン離されていくのですから、信じられない気持ちにもなりました。
モニターに表示された時計は圧巻の6ハロン78.2-64.0-50.3-35.8-11.2秒! 引き上げてきた武豊騎手、出迎えた松島オーナーから笑顔が弾けていたのは言うまでもありません。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。