ファインニードルという馬が初勝利を挙げたのはデビューから3戦目のこと。2勝目までにも少し時間がかかりましたが、5歳で春秋スプリントGIを連覇し、さらに競走馬としてのラストイヤーは国内無敗…。
晩成型、と一言で当てはめてしまうと違和感があるけれど、いきなり頭角を現しての連勝街道ではなく、土をつけられるレースも経験しながら日本屈指のスプリンターになっていった軌跡に、心を打たれるファンも多かったのでは、と想像します。
そんな彼も今や立派な種牡馬。産駒はまだJRAで1勝のみですが、その1勝を挙げた馬が今週の小倉2歳ステークスに出走するウメムスビです。
▲小倉2歳Sに出走する新谷厩舎のウメムスビ
2022/09/02 (金)
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。