北海道滞在馬を除き、どうしても長距離輸送からの競馬を余儀なくされる夏競馬。競走馬はもともと暑さにはそう強くない生き物ですし、2場開催中は数週間連続除外となってしまっている馬も多いので、厩舎の方々は「体の維持」に相当神経を使われているように感じます。
取材をしていても、『体は維持できている』『ギリギリ』『輸送で減らなければ』『マイナス体重だがガレた感じはない』などのコメントが、いつもより多く聞かれました。
パドックを見る際もそのあたりが特に気になる時季ですが、亀谷サロンメンバーの皆様であれば、単純な数字のプラスマイナスだけで一喜一憂される方はきっと少ないと思います。ご自身の目で見て「この増減は気にすべきか、そうでないか」を判断されているのではないでしょうか?
馬体重は1日の中でもかなり変動するものであり、体重=あくまで測定時点の体の重さに過ぎません。では、体高や骨格に見合った適正体重は? それを見極めるには経験を重ね目を養っていくしかない? 少しでも指標となるものはないのだろうか?
そう思っていたところ、とある厩舎で馬体の栄養状態の指標となる“ボディコンディションスコア(BCS)”という値について教えていただきました。
馬体を見る目を養おう! ボディコンディションスコアって何?/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。