北九州記念を差し切り、熊本産馬として初のJRA重賞制覇を決めたヨカヨカ。谷厩舎は大スポで私が担当させてもらっている厩舎で、ヨカヨカもデビュー前から密着取材を重ねてきたため、喜びもひとしおでした。
ちなみに厩舎では『ヨカ』と呼ばれていて、私は『ヨカちゃん』と呼んでいます笑
彼女はデビュー前から坂路でかなりの時計を出しており、記者の中でも話題になっていました。当時はまだ線が細いもありましたが、今は全体的にムッチリとした筋肉がつき、攻めてもカイバがあがらなくなったので、ビッシリ調教をできるようになったそう。
北九州記念は直前の雨も味方した感はあるかと思いますが、栗東で調教を見ている限り「かなり重たい馬場でも苦にしない」だけで、「晴れた日の方が迫力ある動き」をしていると思います。
ヨカヨカを担当されている川端助手は担当馬の追い切り後、よく馬体のマッサージをしてあげています。ヨカヨカもそれがお気に入りで、口を緩ませ、すごく気持ちが良さそうな表情をするんです。
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赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。