大阪スポーツ・赤城真理子記者による栗東トレセンからのレポート。週末のレースを中心に、トレセンから旬な情報を届けていただきます。
今回は今週末の出走馬から、先週段階で注目していた馬のレポートです。
赤城真理子記者の最新記事や予想等はWebサイト「東スポ競馬」でご確認ください。
担当厩舎を持つ厩舎取材班にとって、追い切りや調教を生で見るためには色々と条件があります。いちばんチャンスが大きいのは、朝イチ、馬場開場いちばんくらいに出てきた馬。
だいたい10分ほどすれば担当厩舎への取材が始まりますし、弊社は夕刊紙ということもあって、その週の重賞出走馬の「追い切り原稿」は朝8時50分までに出稿する必要があるため、今なら5時~5時10分くらいまでが最大のチャンスなのです。
あとは取材の合間合間がありますが、それは「見れたらラッキー」くらいのもの。重賞出走馬はあとでビデオが出てきたりしますが、それ以外の馬たちの調教は見たくても結構ハードルが高いのです。
そんな中、先週の水曜日、開場いちばんに出てきた馬たちの中に、以前から注目していた1頭がいました。その追い切りがかなり良くて、来週は狙えるんじゃないかとチェックしていたんです。