▼先週のトピックス
・単行本「重賞ビーム」を毎年出す必要がないのは…
・ブレークアップを買うハンデ戦のアプローチが来週以降も使える理由
▼単行本「重賞ビーム」を毎年出す必要がないのは…
アルゼンチン共和国杯は、『重賞アプローチS』でも「前走昇級戦で上がり3位以内」の期待値が高いことをポイントに挙げていました。
※アルゼンチン共和国杯・京王杯2歳S・みやこS・ファンタジーS/亀谷敬正の重賞アプローチS
また過去5年、昇級戦で馬券になった馬はすべて前走2200m以上経験馬。今年の該当馬はブレークアップとレインカルナティオの2頭(カントルは前走2000m)。ボクはレインカルナティオを選んでハズしたわけですが(涙)。
アルゼンチン共和国杯で使ったアプローチは、来年の同レースまで使えないわけではなく、来週以降もずっと高い期待値を叩き出すことでしょう。
常々申してますが『重賞アプローチS』で用いる抽出ポイントは、たった数レースのサンプルで導き出したものではなく、20年以上前から検証している有効な戦歴のパターンの中から、当該レースの質に合いそうなパターンを選んでいるのです。
なお、以前は『重賞ビーム』という単行本を出していましたが、今は出さなくなりました。理由は、編集部が解散したので頼まれなくなった(涙)、というのもありますが、ずっと使えるポイントばかりで、内容がほとんど変わらないから毎年出す必要がないのです。
適当な年度の『重賞ビーム』を、古本屋で買っていただければ、今でも使えるアプローチが載っていることを確認できるでしょう。亀谷競馬サロンにも何冊か新品がありますので、欲しい方がいればお譲りします。
▼ブレークアップを買うハンデ戦のアプローチが来週以降も使える理由
アルゼンチン共和国杯でブレークアップを抽出したアプローチが、来週以降のハンデ戦でも使える理由をもう少し検証してみましょう。
2022/11/09 (水)