▼先週のトピックス
・格と主流スピードに優れた血だけを狙うアプローチ
・今の中山ダートの明確な傾向
・「距離短縮馬」を狙う際の血統のコツ
先週も中山ダート1800mのバイアスだけでプラス収支が確定できるほどの大勝。
日曜中山3Rはダート1800m。圧勝したオソルノは推定9人気でしたが、当日は3人気で単勝は10倍。「マニア票」になっていますが、このパターンは積極的に買い。
『最近はオッズが厳しくて…』とか、人によっては『亀谷のせいで』なんて言われたりしますが(笑)、これはもう10年以上前から言われています。そして、10年前から人気ランクがありますが、当時も今も「マニア票」の期待値は高いのです。
参考までに今年も人気ランクD or E&単勝10倍以内の「亀SP」は単勝回収率140%、複勝回収率105%。勝率22%、複勝率43%。大幅プラスを実現できる成績。投票動向と情報発信の影響度を長年分析している成果だと思っています。
中山ダート1800mのバイアスについての詳細は、後ほど改めて分析します。
▼格と主流スピードに優れた血だけを狙うアプローチ
主流スピードと格が問われる舞台では「ディープインパクトの血を持っているか? そうでないか?」だけで馬を絞れるケースは多々あります。
阪神JFもディープの血を持つ馬が2、3、5着。そして1着はドゥラメンテの血を持つ馬。
ボクはドゥラメンテの価値を「ディープに匹敵する」とYouTube『亀谷敬正の競馬血統辞典』や、単行本『亀谷敬正の競馬血統辞典』でお伝えしてきました。格と主流スピードが問われるレースでディープと互角の成績を残した(それ以外の血とは格の違いを見せつけた)ことで、改めて証明されたのではないでしょうか。
今回の出走馬18頭のうち、ディープの血を持つ馬は5頭、ドゥラメンテは2頭。まずは「格と主流スピードが抜けた血統(ディープ or ドゥラメンテ)を持つか?」ここから検討を始めることが、阪神JFでも有効でした。
今週の朝日杯FSもそうですし、主流スピードと格が問われるレースでは「特別な血を持つかどうか?」から検討を始めるアプローチは常に有効です。
▼今の中山ダートの明確な傾向
土曜中山6Rの新馬戦は、父か母父米国型ノーザンダンサーが1~4着を独占。
このレースは8インテンスシチーを「亀SP」として推奨したのですが、残念過ぎる4着。普通に馬の邪魔をせずに乗ってくれてさえいれば…と思うところはありましたが、そこを予想するのも予想。
インテンスシチーは10人気だったのですが、プレミアムコース限定で公開している「新馬得点」もダントツで、道中も唸るような手応え。元気すぎて、騎手が扱いきれずに邪魔をしてしまうほど(苦笑)。レース前の調教師のコメントは弱気でしたが、調教だけではわからない能力=血統でしか推測できない能力の可能性が、このレースだけでも実感できる結果となりました。
さらに「亀メモ」や、プレミアムコース限定で紹介している「傾向分析」でも書いているように、今の中山ダート1800mで大事な要素が、
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